リンパ液が体内で停滞すると様々な問題がおこります。わかりやすくて代表的な問題のひとつに「むくみ」があります。むくみは足に出ることが多いのですが、リンパ管から静脈にうまく老廃物を送り込むことができずに、老廃物などがそこに滞った状態がむくみの状態です。
その他、リンパ液の体内での停滞は、痛み、肩こり、たるみ、肥満、セルライト(血行不良や代謝機能低下により、脂肪細胞が変性しその周囲を線維化してできた塊)、疲労、体調不良となってあらわれます。リンパ流しは、流れが悪くなっているリンパ液をスムーズに流すことにより、このような症状を解消してくれます。リンパ流しはリンパ液を本来の流れに戻すことで体の機能を整えていくわけです。
又、体内に蓄積された老廃物を流し去る。つまりデトックス(「解毒」を意味する。体にたまった毒素(有害ミネラル)を排出することで、体内を浄化して健康や美容の増進をはかろうという考え方)として、不必要な部分を取り去り、小顔にしたり体を引き締めるなどのダイエット効果・老化防止(アンチエイジング)も期待できるということで、美容面での貢献は非常に高くなるといえるでしょう。
1.ストレス(精神的緊張のうち不快なもの)
ストレスが続くと、副腎からステロイドホルモンが分泌します。これは精神的な緊張をやわらげてくれる効果があるのですが、その一方で免疫力の担い手であるリンパ球の活動を低下させる副作用もあります。現代人はストレスがたまることが多く、ストレスの蓄積は代謝が下がる原因につながります。そのため血液の循環が悪くなると同時に、リンパの流れも渋りがちとなるのです。
2.体を動かす機会が少ない(運動不足)
筋肉を動かすことで、血液やリンパ液が流れます。筋肉を動かすことが少ない(運動量が少ない)とリンパ管に圧がかかることがないので、リンパ液が滞ってしまいます。普段、座ってばかりとか、立ってばかりで、足がむくむという方も多いと思いますが、そんなときは、足首を回してみたり、軽く屈伸運動をするだけでもリンパが流れるので、むくみがある程度、解消されると思います。また冷え性、体温の低下は血の巡りを悪化させると同時に、リンパの流れにも影響を与えてしまいますので早めの対処が必要です。
3.汗をかく機会が少ない
汗や尿が出ないということは体の老廃物が排出されていないということですから、当然リンパも滞っている状態になります。これを改善するためには毎日の私生活から見直していかないといけません。適度な運動を心がけ、気持のよい汗をかく機会をもうけましょう。